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「痛い時だけ通院する方」と「定期的に通院する方」の歯のライフサイクルと治療費の比較

「6ヶ月に1回の定期的メインテナンスに行くのは面倒だし、歯が痛くもないのに歯医者に行ってたら治療費も高くなってしまうよ」と感じられる方は非常に多いように思いますが、この結果をご覧になっていかがでしょうか。

定期的に通院した方が、約300万円も治療費を安く済ませることができています。
また、歯科医師としてなによりも主張したい点は、「80歳になっても自分の歯でいられる」ということの素晴らしさです。

一般の方々は「歳をとれば、自然に歯が抜けてしまうものだ」とお考えの方がいると思いますが、事実は違います。若い頃から歯科医院で定期的にメインテナンスを受けていれば、上記の図にもあるように、「入れ歯知らず」の人生を歩むことができるのです。

歯を失うことの辛さは、実際に歯を失った方でないと分りませんが、事実、生活の質が落ちてしまいます。快適な老後を送るためにも、早いうちから歯のありがたみを理解し、日々のブラッシング、定期的なメインテナンスを生活習慣の1つに組み込むことが非常に大切となります。

「治療の連鎖」を断ち切るために

現在の歯科医療では、虫歯・歯周病の原因が解明されており、どのようにすれば虫歯・歯周病を防げるのかの予防法が確立しています

虫歯・歯周病になってしまったのには、あなたにそれだけのリスク(生活習慣、ブラッシングの方法、間食など) が存在していたからです。このリスクを減らすことができなければ、治療したとしても再発する可能性は高まります。

歯医者でのメインテナンスでは、単に歯石・バイオフィルムなどを除去するだけでなく、あなたのリスクを把握し、そのリスクコントロールのアドバイスも行いますので是非有効にご活用ください。

せっかく治療した歯。できるだけ長く、快適な状態でいたいですよね!
今度は治療ではなく、お口のケアのために歯医者におこしください!
6ヶ月ごとの定期的なメインテナンスをお勧めします。

コラム-高齢者の方こそ予防メインテナンスを!

「なんだか最近、若い頃と比較して口が乾燥してきたような気がする・・・」

人間は加齢とともに唾液の分泌量が徐々に減少する傾向にあるため、この患者様は最近になりお口の渇きを気にされるようになってきました。
本節では加齢に伴う唾液量の減少が引き起こす様々な症状について、少しお話させていただきます。

唾液量の低下による弊害① 全身疾患の原因となりえます

唾液の分泌量が減ることで様々な全身疾患を引き起こすことがあります。

「なぜ唾液が減ることで全身疾患を引き起こす恐れがあるの?」と思われたかもしれません。それは唾液には殺菌作用があるためです。

お口の中には何十億という細菌がいるのですが、通常は唾液の殺菌作用のおかげで活動を抑えられています。しかし唾液の分泌量が減るとそのバランスは崩れ、細菌が悪さを始め全身疾患を引き起こすのです。

たとえば、お口の中にいる細菌の1つとして「歯周病菌」がいます。
最近の研究では、糖尿病・ガン・心筋梗塞・早産・低体重児出産・エイズウィルスの活性化などに関与していると報告されています。

唾液量の減少による弊害② 口臭

みなさんは、なぜ口臭が発生するのかご存知でしょうか?

先ほどもお話ししましたが、お口のなかには大量の細菌がいます。
その細菌がお口の中に残った食べカスを分解する際にガスを発生させるのですが、それが匂いの元(口臭)となります。
殺菌作用を持つ唾液の分泌が減ることで、細菌は活発化し、知らず知らずのうちに、強烈な口臭を周囲にまき散らすことになります。

この問題を解決するためにできることとしては、「細菌の数をいかに減らすか」ということです。

歯科医院で行う予防・メインテナンスは、お口のなかの細菌を減らすことができます。
ですので、細菌への抵抗力が弱まっている高齢者の方こそ、ぜひ定期的に歯科医院で予防・メインテナンス治療を受けられることをお薦め致します。

症例集

当院で治療した症例をビフォア・アフター形式でご紹介します。
ご興味のある方は症例集をご参照ください。

料金表

詳細は料金表をご参照ください。
※インプラントは医療費控除の対象となります。
料金表に詳しく記載していますのでそちらをご参照ください。