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審美セラミック治療 − セラミック 55,000円〜

当院では、より多くの方に審美セラミック治療を受けて頂きたいと考えており、お気軽に歯を美しくできるような料金設定にしております。

素材 当院
セラミックインレー
(詰め物)
55,000円〜
ジルコニアクラウン
(かぶせ物)
99,000円〜

治療費がお手軽な価格でも審美セラミック治療においてかなりのこだわりがあり自信があります。
次章では、審美セラミック治療における当院のこだわりをご紹介いたします。

審美セラミック治療における当院のつのこだわり

こだわり1 審美セラミック治療前の「歯周病」治療

30代の80%以上が歯周病にかかっていると言われていますが、歯周病の状態で審美セラミック治療を進めてしまいますと、お口に合わないものが出来上がってしまいます
そうならないように、当院では歯周病治療を行い改善されてから審美セラミック治療を行う事にしております。時間は多少掛かってしまいますが、精密な審美セラミック治療のためには避けて通ることができないことと考えます。

こだわり2 「シェードアップナビ」の利用

歯の色は、それを見る「人」や「場所」、「時間帯」によって見え方は変わってくるため、あなたに適した色を把握することは多くの歯科医師にとって悩みの種になっています。

そこで、当院では「シェードアップナビ」という測色器を導入しております。
この機械を歯に当てるだけで、正確な色調を把握することができ、「感覚」ではなく「データー」に基づいた色の選定が可能となりました。

こだわり3 歯肉圧排

天然の歯とぴったり合うかぶせものを作るためには、歯茎の下まで綺麗に型取りする必要があります。
それを可能にするのが歯肉圧排という作業です。

歯肉圧排を行わずに型取りを行うことはできるのですが、そうしてしまうと、かぶせもの(差し歯)と天然歯の間に隙間ができてしまい、その隙間から虫歯菌が入りこみ虫歯の原因となります。
それだけでなく、虫歯が原因でかぶせ物が脱離する可能性も出てきます。
そのため当院では、型取りをする前に歯肉圧排を行います。

こだわり4 シリコン印象材の利用

型取りでは「印象材」とよばれる粘土のようなものを用います。
印象材には「寒天印象材」や「シリコン印象材」がありますが当院では、シリコン印象材を使用しています。

寒天印象材は水分を多く含んでいるため、時間の経過や温度変化により変形するという欠点があります。そのため、寒天印象材で作った詰め物やかぶせものの精度は悪くなります。

それに対してシリコン印象材は変形しづらく、精度の高い型取りができるという特徴があり、患者様のお口に適切な詰め物やかぶせものをお作りすることが可能となります。
良いものを作るためには、シリコン印象材が適していると言えるでしょう。

こだわり5 プロビジョナルレストレーション

審美セラミック治療において、患者様に合った咬み合わせを把握し調整する工程を踏むことが大切となります。その工程を「プロビジョナルレストレーション」といいます。

プロビジョナルレストレーションとは、「仮歯」をお口の中に入れ、咬み合わせは正しいか、歯の形・色は適切かなどを事前にシミュレーションをする工程のことをいいます。

この工程は手間と時間が掛かりますが、成功の鍵であると考え当院では行っております。

審美セラミック治療は、優秀な歯科技工士とのチームプレー

審美セラミック治療は歯科医師1人で行うものではありません。
歯科技工士という方と共に行っていきます。

当院では「株式会社デンタルアクト」という歯科技工所さんと提携しています。
精密な作業に定評があり、毎回、技術力の素晴らしさには感嘆させられています。
患者様からの評判もよく、安心して任せられる歯科技工所さんです。

今回は、株式会社デンタルアクトさんに取材で伺いました。

Q 御社の技術面におけるこだわりはどのようなものですか?

患者様もHPをご覧になられるということですので、要点だけ絞ってお伝えします。
他の歯科技工所と大きく異なる点は、大きく次の3つです。

  1. 世界シェア20~30%の有名ブランドのセラミックを使用している
  2. CAD/CAMの操作を歯科技工士が行っている
  3. 技術力向上のために常に技術研鑽に励んでいる

それでは順番にご説明していきます。

世界ブランド『ノリタケ』製ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックという言葉を耳にしたことがなくても、「ノリタケ」は聞いたことがあるかと思います。
「ノリタケ」は日本が誇る世界的ブランドの食器メーカーです。
その「ノリタケ」に歯科部門があり、そこでジルコニアセラミックも作っているのですが、これに関しても世界シェア20~30%を占める世界的ブランドとなっています。

少し難しい話になって恐縮ですが、患者様のお口に入れるかぶせものをつくるためには「ジルコニアブロック」というジルコニアの塊が必要で、それをCAD/CAM(キャドキャム)という自動で削り出す機械に入れて加工し、最終的に歯科技工士が調整することで歯の形をしたかぶせものが仕上がります。

一般的にはジルコニアの塊を作る「会社」と、それを加工する装置(CAD/CAM)を作る「会社」は異なります。
そうなるとどうなると思いますか?
完成物の精度が落ちてしまいます。それぞれの会社が作る製品には「規格」があるので、それが統一されていなければ当然の結果ですよね。

しかし、「ノリタケ」では、ジルコニアの塊・加工装置を自社で作っているので「規格」が統一されています。結果、完成物の精度が保証されることになるのです。

難しい話になりましたが、「ノリタケ」だと素晴らしいかぶせものを作れるということです。

CAD/CAMの操作をするのは歯科技工士のみ

かぶせものは、ジルコニアブロックをCAD/CAMで削り出して、歯科技工士が最終調整をすることで完成することはさきほどお伝えしました。
この工程でも、弊社のこだわりがあります。

一般的に多くの歯科技工所では、歯科技工士ではない人間にCAD/CAMの操作を任せています。弊社ではCAD/CAMの操作を歯科技工士にしか任せません。
なぜなら、歯の細かいところまで把握しているのは歯科技工士だからです。

人件費を考えると、歯科技工士ではない人間にお願いした方がコストを抑えられるのですが、「一つ一つにこだわりを持ち、手を抜かない」というのが弊社の根底にある考えですので、歯科技工士以外の人間にはお願いしていません。

技術力向上のために、技術研鑽の毎日

詰め物やかぶせものは、歯科医師の先生が1人で作るのではなく、歯科技工士と連携しながら作っていきます。
つまり、いくら歯科医師の腕が良くても、歯科技工士の技術力が低ければ、それなりのものしか出来上がりません。

そのため弊社では技術力向上のために様々な研修に参加し、技術を常に吸収しております。

また、ノリタケ製CAD/CAMを導入している技工所チーム「KATANAクオリファイドラボ」にも参加しており、他の技工所と技術交換をすることで技術レベルの底上げを図っています。

技術者として「こだわり」を持つことは当然のことです。 これからも、患者様に喜ばれる作品を作り続けていきますので、どうぞよろしくお願い致します。